血液は本来、常にアルカリ性であり、もし酸性に傾いたら体液のphを微アルカリ性に戻そうとする機能が働いてphのバランスをとろうとします。血液をアルカリ性にするのも、酸性にするのも口にする食べ物が大きく影響しますが、酸っぱいものをとればすぐさま酸性になるかといえばそうではありません。骨に含まれているCa(カルシウム)が血液中に溶け出すことで、Caイオンとなり血液が酸性に傾くのを防ごうとするからです。
ですから、普段の食事でCaを充分に摂らないとCaは骨から削られることになりますが、このCaは血清Caと言ってタンパク質と結合した状態で存在するため、タンパク質が不足すると結合することが出来ません。そして、phを調整するために骨からCaが削りとられ続けると骨がもろくなってしまったり、削りとられた骨のカスが肝臓のフィルターや尿道等に詰まってしまい尿道結石や前立腺肥大、関節リウマチの原因になったりする恐れがあります。
体液を酸性に傾ける原因のひとつはコーラ類などの酸味のあるリン酸飲料や筋肉の収縮で発生する乳酸、糖代謝が悪く脂肪の不完全燃焼で発生するアセトン体 などがあげられます。また、酸性に傾いた血液を微アルカリ性に戻すためにはビタミンKが媒介役として必要になります。ビタミンKはワカメや昆布などの海藻類や緑黄色野菜、卵黄、納豆などに豊富に含まれています。
血液を微アルカリ性に保つことは、代謝の面で大きな意味を持つことになりますので、カルシウムはもちろん、タンパク質やビタミンKを毎日しっかり摂るよう心がけて下さい。

